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2013年1月19日 (土)

蒙古タンメン(カップ)

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蒙古タンメンのカップ麺のことを語る前に、ちょいとそのなんというか前置きを語る。いつものように、前置きのほうが長くなるのをご了承ください。

私がラーメンを食べ歩くようになったのは、実は相当歴史がある。今からもう30年近く、あっちのラーメンがうまいと言えばあっちへ行き、こっちのラーメンがうまいといえば、こっちに行き、そんな感じだった。一時期、牛丼中毒になって、来る日も来る日も牛丼を食べていた時期もあったり、歌舞伎町で食べた元禄寿司があまりにも旨くて楽しくて、ハマった時期もあった。更に餃子の王将にハマった時期もあって、そういう時期には極端にまたラーメンを食べなくなってしまうのだが、でも、私の半生を振り返るに、やはりラーメンに費やした金と時間が最大だったと思うのだ。

ただね、私の場合、その道のスペシャリストにはなれないのである。何故なら、ひとつは物凄く忘れっぽくて、よほど印象が強くなければ、あのときに食べたあのラーメン、どんな味だっけ、みたいに、店に行ったことすら忘れてしまうのである。だから、こうしてブログに記録を残せるような時代になって非常に嬉しい。自分でも過去ログを時々観ては、あー、こんな店にも行ったんだ、なんて驚きと喜びを禁じえない。(笑)

さて、そこまでラーメン好きならば、当然のことながら蒙古タンメンくらいとっくに食べているだろうと、まあ一般のラーメン好きの方ならそう思うのである。でもでも、実はちょっとしたワケがあって食べていないのだ。場所的なものもあるし、メンタル的なものもある。

それは、今から遡ること10年くらい前。私が某社のサラリーマンをしていた頃の話だ。まあ私と言えば、金も力も無いが、唯一自慢していたのは、安くてうまい料理店を良く知っていることなのである。ラーメン屋然りだ。同僚に「へえよく知ってますねえ。」と言われることを最大の喜びとしていた。しかし、その頃、都内の至るところにあるラーメン屋は知っていると標榜していたのにも関わらず、実は池袋から北西部辺りになるとあまり詳しくない。いや、詳しくないどころか、そっち方面には大した店は無いと勝手に信じ込んでいた。

ところがだ。あるときに、後輩が「いや~。今日は蒙古タンメンを食べちゃいました。凄く旨かったですよ。今度行きましょうよ。」と私に向かって言った。ちょっと悔しかったけれど、「ほほう、して、どのような味じゃ。」と冷静に聞き返すと、「とんでもなく辛いっす。」と答える。うーむ、辛いのか、だったら恵比寿の地獄ラーメンで十分。「辛いのは好きだけど辛いのだけを売りにしているのって、実は好きじゃないんだよねんぇ。」なんて興味の無いフリをしてしまった。

普通だったら、「いえ、そんなことないっすよ。それがまたえらくうまいんですって。」と言い返してくるのだが、「あ、そうっすか。そりゃ残念。」とそっけない。うーむ、なんとも悔しい。

それから数日後、その後輩のさらなる後輩達が皆で蒙古タンメンを食べに行って、旨さを絶賛していたのである。「今度いつ行きましょうか。」なんてことも言いやがっている。私の入り込む余地は無かった。当然ながら私は聞いていないフリをして、「さってと、今日はどこでラーメンを食おうかなあ。」なんてうそぶいていたのであった。完全な負け犬だった。

うまいラーメン屋とか、安いラーメン屋を見つけるとちょっとした英雄になれてしまうのである。「よし行こうか!」なんて言うと、後輩の2、3人はついてくるのである。そういうこと誇り(笑)としていた私なのに、蒙古タンメンにはすっかりやられてしまったのである。その日以来、後輩の後輩は蒙古タンメンにハマってしまい、頻繁に通いだしたのだ。更にそのまた後輩にも蒙古タンメン熱が広がり、私は完全にカヤの外になってしまった。

そうなると悲しいもので、「錦糸町にうまいラーメン屋があるので、今度行ってみない?」と誘っても、「えー、でもそれなら蒙古タンメンに行きたいです。」と若者。

そんなに蒙古タンメンはうまいのかよ。ばかやろう。怒りはしなかったけれど、それからの昼メシ、晩メシ(うちで食べる以外)はひっそりと一人で食べるようになってしまった。暗黒時代が暫く続く。もちろん、それ以降は蒙古タンメンにかなりのコンプレックスを持っている。蒙古タンメンなんて絶対に食わないぞと心に誓ったのだった。(笑)

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さて、ここからが蒙古タンメンのカップ麺の話。
このカップ麺は蒙古タンメン中本と、セブンイレブン、そして日清食品のコラボレーションというわけである。セブンイレブンで195円で売っていた。その辺りは神田まつや監修の日清食品の鷄南ばんとまあ似たような感じなのかな。で、蓋に旨みスープみたいなものが付いているのも同じ。売っているのをもう二ヶ月くらい前には知っていたものの、その前述の通りのコンプレックスから購入を躊躇していた。

でも、レビューを観ると、どの人も一応に褒めているのである。しかも本物を食べている人も「うまい!!」、「いいね!!」と言っている。これは相当な期待が持てる。

で、早速食べてみた。

「うまいっ!!!!!」

ちょいと辛いものを最近はそれほど好まなくなった私だけど、いい味だしている。具も多い。野菜が素晴らしい。豆腐もいい感じ。それと、麺がナマ麺のような雰囲気だった。いやいや、最近食べたカップ麺の5指に入るくらいの旨さだったと思う。うーむ、そうなると、もう本物を食べに行かなくてはなるまい。悔しいけれど。

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